富良野で農家る! 桃子のローカル日報
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成人の日
穏やかなる新春、8日の今日を迎えると、少しずつお正月らしさが過去に溶けてゆくようです。
今朝の富良野はとても冷え込んで、昼まで樹々を飾る霧氷が見られるほどでしたが、
ちょっと街に脚を伸ばせば、新しい雪景色にそそぐ日差しに、ちらほら道ゆく着物姿がいっそう映えていました。

家では薪ストーブが暖かく燃えて、少しだけ脂のにおいが香ばしいです。
かわらず、uydaは鉄道の踏切や、トンネル内の雪や氷の手入れに時々呼ばれ、
その仕事の合間は、やたらと外に出たがり、冬の街歩きや、スキーでの山歩きを楽しみました。
人々や、物の喧噪にはすぐに参ってしまうuydaなのに、街歩きは大好きで
その感覚は、私にはよく解っていません。
地図は読めても、雪まみれな九州男児の気持ちがすべて解るはずもなく、
解らないところがまた面白いと感じます。

その合間に、新しい情報を集めたり、新たに私どもの仕事を人々に伝えるにはどうしたらよいか
いろいろと試行錯誤をしています。

大豆を皆様にお届けするのも、次のメロンを売るにあたっての準備でもあり、
またお客様とのコミュニケーションをとる貴重な機会にもさせていただいています。
冬の我が家は、なかなかに活発です。
そして、いくつか、これからの活動のヒントを見つけ出しています。それは楽しい作業です。

そのようななか、大豆のご注文をコンスタントに戴けまして、ありがとうございます。
切れ切れの作業ながら、なんとか豆選りの作業にもしがみついている私です。
HPからのご注文分が、売るという面からすると嬉しいのですが、
地元フラノマルシェに置いている大豆につきましても、なかなかに好評です。
お店の方に伺うと、なんと地元の奥様や、お年寄りの方がご自宅用に買って行かれるとのことで
これまたとても嬉しく存じます。

まさに、私どもの母親や、姑の世代で、しかも地元の方々ときたら、
私どもの作る物にとって、もっとも評価が厳しくハードルが高いのではないか
と思っていたからです。
てっきり、若くて健康志向な、一部のアラフォー向けに発信しようとおもっていたところ
思いもかけぬ経過に、じわっと涙がでそうです。
かけた手間を感じ取ってくださるのは、やはりその昔に、
手間をかけた思い出をお持ちの方々なのかも知れません。

この大豆を売るという仕事は、地道であり、経済効率からするととんでもなく外れた作業ながらも、
これは続けていってもいい仕事なのではないか、という期待を抱くことが出来ています。
その方法は、これからも収量や、メロン・スイカの作業との兼ね合いで変容しつつ、
今あるこの感覚を大事にしてゆきたいです。

さて、このようにしてシーズンオフまでもせわしなく過ごしてしまっている私は、
しょっちゅう喉が乾きます。
そして、喉をうるおそうとお茶を淹れるのですけれども、かなりの頻度で飲み忘れます。
淹れたはずのお茶の葉が開くのを待てずに、ほかの作業にかかってしまい、そのまま忘れてしまうのです。
そしてとっくに冷めたか、いい加減渋すぎて飲めなくなった頃に、はっと思い出し、
掛けた熱と労力の喪失感に苛まれる、という小さな悪循環を重ねてしまっています。

そこで、いつでもすぐ飲めるパウダータイプや、パック詰めのお茶を買う、のではなく、
きちんとそこで立ち止まり、周りを見渡す気持ちのゆとりを持ちたいと考えています。
動きすぎる私にとって、それはとても高いハードルです。
たった1年では改められないかもしれませんけれども、希望をもちつづけることにこだわろうと思います。

新年、ふつつかな私どもにも明けました。
これからも、どうぞおつきあいの程よろしくお願い申し上げます。


posted by momouyda | 22:51 | 雑記帳 | comments(0) | trackbacks(0) |
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