富良野で農家る! 桃子のローカル日報
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雨降って
本州以西が、みな梅雨入りして、沖縄が明けたところで、富良野中華鍋にも少しお湿りがありました。
それでも、ここ鳥沼地区は雨が少ないようで、富良野の鍋底の方に目をやると
雲がたれ込んでいる加減で、あの辺が降っているなということがわかったり
車で北に5分走るとものすごい豪雨だったりして驚くことがあります。

我が家の畑は、道路から裏山にむかって4段になっているのですが、
メロンのハウスがあるのが下から2段目の一番大きな畑です。
裏山のほうで雷が鳴っているとき、山から大粒の雨が注ぐ音がするので
慌ててハウスを閉めようと外に出たら、一番高い4段目の畑にはあめ玉程の雨粒が銀の壁のように降り注いでいるというのに
ほんの10数メートル下のメロンのハウス群にはぽつぽつとしか雨粒が落ちて来ず、
急いで6棟全部を閉めた3分後にはすっかり上がっていて、もう一度ハウスを開けて回るとか
地形の境目にあるこの地だけあって、やはり面白い癖があるようです。

こうして気まぐれな雨が降って、地は固まって行くわけですが
最近の雨に喜んだのが草と帽子とスイカです。

草は、雨の度に季節が進むのか、降る度に大きくなり、違う種類のものがつぎつぎに伸びてきます。
周辺農家さん方は、みな1本でも雑草があることを嫌っておられるので
あまりあからさまに伸ばしておく訳にもいきません。
uydaは数日前に刈り払い機で、ひととおり散髪しておきました。
豆畑にも、まるで生やしたようにヒエがきれいに生えてきたので
手押しの耕耘機で、豆の列の間を耕しました。豆の根っこへの給気と、除草を兼ねた仕事です。

帽子は、uydaの愛用のものが汗で生地が劣化していたところ
額の部分がぱっくりと破れてしまいました。
もう何年も使っていて頭になじみ気に入っているようで、他の帽子ではいやだといいます。
雨の間は雨除け帽子をかぶるというので、そのすきにやっと洗濯し、繕いました。
どこまでも裂けてゆけるくらい生地がぼろぼろなので、仕方なく接着剤の力を借りながら
バイアステープの継ぎをあてて上から補強の刺繍をして、どうにかもう少しの間、使えるようになりました。

そして、スイカ。すでにビニルハウスのものは実がついて大きくなりつつあるのですが
今朝方、そばを通りがかったときに何かに呼び止められるような気配がし、
ふと目をやるとスイカが大笑いしています。
地球でいえば日本列島の梅雨前線あたりを発端に、くるりと水平の裂け目が入り
ほんのりうす赤い中身をさらしていたのです。
伸びの勢いが強いところにあまりに急に水分が入ったためか
中身の充実に、皮の伸びが付いて行かなかったのでしょう。

試しにuydaがそれを割ってみると、赤みこそ薄いけれども、
もう大きな白い種が入って順調に育っていた様子です。
真ん中当たりを食べてみると、ほんのり甘くて、滴るほどものすごい水気を含んでいて非常に美味でした。
今年のスイカ、割らずに育ったなら、かなり美味しく頂けそうです。
さっそく今日見つけただけでも、3個も割れてしまいましたが
後からもたくさん育っているので、期待をかけても良いのではないかと思っています。

もちろん、メロンのほうも得意の暑さのなかで元気そのものです。
ほんの少しのちょうどいい雨をもらって、一番手は気持ち良さそうにネットを盛り上げてきています。
手入れのほうは相変わらずトップギアに入ったまま、アクセルべた踏みで後を追っている状態が続いていて
気持ちも、手先も、それを支える体も、ぎりぎりではありますが
メンテナンスを大事にもうしばらく走りつづけたいところです。

いずれにしても、好天ベースでここまで来ていること、お天道様に感謝申し上げます。
posted by momouyda | 23:17 | 農作業 | comments(0) | trackbacks(0) |
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