富良野で農家る! 桃子のローカル日報
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豆のその後
富良野盆地は、雪模様です。
今日から3日間降り続くそうで、まずまずのボリュームで積もってくれることでしょう。
つぎの週末には、スキー場がつぎつぎとオープンするはずです。
根雪になるには、まだちょっと暖かいようです。

さて、豆の脱穀作業を続けています。思ったとおりかなりのボリュームがあり
また、刈り取り時期が早かったために豆の莢が思うようにはじけてくれません。

しかたがないので、乾いたところを優先的に脱穀し、
もうすこし湿気を飛ばしたい部分はふたたび「にお」を積み直して後回しです。
ふらりとやってきたスイカの親方曰く、
「におの積み方が逆だもんよ〜」
それみたことか。刈り取りのときにuydaと私で喧嘩していたのはそのことだったのです。

すなわち、豆をつみかさねるときには、
茎の根元部分を外側にして、穂先を中心に向けるのが正しいというもの。
そうすることで通気を確保するはずのところ、uydaはそれを覚えていなかったようで
安定が悪いからと、つい穂先を外にして積んでいたのです。

私が違うといっても、そう簡単には聞き入れない頑なな亭主、
2年間、スイカの親方のところでお世話になり、幾度となくこの作業をしてきたはずが
uydaのなかでは消化出来ていませんでした。
しかし、ふらりとさりげなくスイカの親方が気にかけて下さったお陰で
その誤りがやっと伝わったのです。今解っておいて良かったというもの。

そういうミスはあったものの、乾いている部分をuydaが足踏み脱穀機で次々と叩きおとし
私は、脱穀機で鞘ごともがれてしまった豆を集め、長い棒でばちばちと叩いて残りの豆を出します。
そしてできた分からひとつぶずつ選別選別。いくらでも仕事はあるのです。

だめ押しに使っている棒の長さが91センチで、両手に持っているから、
弘前のねぷた祭でみた太鼓のばちを思いだしました。
長い長いしなった棒で、直径3mくらいはありそうな太鼓を、4人くらいで叩くのです。
つづみのように、叩く皮の面が胴からはみ出している太鼓で、
ベン、ともパン、とも付かない低くて大きくて鋭い音が腹の底から響いてくるさま、懐かしく思い出されます。
並んで歩く和紙の大きなあんどん「ねぷた」の中は、本物のろうそくが無数にともり、
ほの暗くてはかない様子が東北の空気にとても合っていました。

そんな懐かしく味わい深いねぷた、きっと永遠に見に行けないでしょう。
どちらもお盆が本番だからで、若い頃に見ておいて良かったなと、今更のようにおもうのでした。

さて、夏を想いながらも実は壁なしトンネル型のハウスの中での仕事なので
雪や風は容赦なく降り注いでいます。
体を動かしていても、木製パレットに座ったきりの脚先はどうにも冷えてしまい、冷たいです。

家に入ったら、まず足湯に入ってしまえば疲れの回復が早いことを学んだので
積極的に取り入れることにしました。
たらいにぎりぎり触れるくらいのあついお湯を注いでおいて足を浸し、
赤くなるまで待つ間、夢心地です。
足先の血流が良くなると、それはそれは気持ちがいいので続きそうです。
続けていれば、血流の癖みたいなものができて、血行が良くなるかもしれないとも目論んでいます。

野菜の煮汁を摂ることや、なるべく大豆を取り入れること。
どちらも体が軽くなり、喜ぶのが感じられるので、ここ数ヶ月続いております。
すこぶる快調です。
こういったオフシーズンならではの試み、小さいことも大きいこともたまらなく楽しんでいます。

なお人力中心でつくった大豆の売り出し、今月末くらいまでもうしばらくお待ち下さい。
しっかり乾燥させたいことと、全体量が把握できるまでもう少しかかりそうなためです。
もし、みそなどの仕込みをお考えで、早く欲しいとおっしゃる方はご連絡下さい。
価格は500gあたり500円前後、送料別途の予定でおります。

炒り豆と炒り豆ご飯がなんともおいしく、飽きないので、もう何日も食べつづけている我が家です。
この旨味、皆様にもぜひお目にかけたいので、どうぞご期待のほどお願い申し上げます。
posted by momouyda | 22:35 | 農作業 | comments(2) | trackbacks(0) |
コメント
先日は思いがけずお会いできてうれしかったです。
作業も順調に(?!)進んでいるみたいですね。
農作業って1年に1回しかやらない作業が多くて私も忘れます。
たぶん来春はまた1年生をやっていると思いますよ。
1年生を3回くらいやったら、覚えるかなぁ。
風邪ひかないように気をつけてお過ごしください。
今度はおうち探し当ててみます!
2010/11/17 08:28 by numax
numaxさん、味方をしてくれたといってuydaはうれしそうにしていました。
我が家なのですけど、わかりやすいはずがなかなか探しがいのある家です。とくに北からくると難易度がたかいのです。
何しろ住人でも、我が家への入り口をしょっちゅう通り越してしまうのですから。
無事ご到着の折には、新豆をご進呈申し上げます。
2010/11/18 09:07 by momouyda
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