富良野で農家る! 桃子のローカル日報
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豆ときどき真珠
ようやく雪が降り出して、師走らしくなってきました。
この年末は本当に忙しくて、師走の師というほどちっとも偉くもないというのに、
いつも何かを追っかけてばかりいます。
そして、思いがけない出会いと繋がりの連続を、心地よく楽しませて頂いています。

時間よ止まれ。
そういいたくなるけれども、そういう時に限って、時間は尺取り虫の歩みのように
すっと思いもかけず先に進んでしまうようです。

そんな日常に、ぽっかりと平和の香りがするひとときを過ごしました。
富良野の森の中にひっそりと立つ小屋へ、クリスマスのリースを作りにいってきたのです。

生のトドマツの葉っぱを、土台である湿った水苔の輪にくくり付けてゆき、
リボンや小枝や真珠のような光り物、そして白樺の白い皮に焼きごてでメッセージを書いたもの
などをあしらって、約3時間で完成です。

クリスマスソング、薪ストーブ、ふんだんな素材、そしてはじめて楽しく思えた女友達とのお喋り。
物づくりの好きな私は子供に帰ったようで、それはそれは夢のような時間でした。

誘って下さった富良野の大先輩、そしてつい最近地元の一員に加わった土の博士とリースの先生と私。
みな、まったく違った道を経ながらも人生の一部を東京で過ごして、
そして富良野で落ち合った、という流れが共通していました。

そういう出会いによって、これから先、それぞれの思いや経験を、より深く分かち合うこともできるのだ
という可能性を得るということの楽しみを知って、私はとても嬉しくなりました。
何としたことか、そんな小学生でも解っていそうな当たり前のことを、知らずにここまで来てしまったのです。

そうかと思っていたら、同じく初参加の土の博士も、感慨深げに
人生経験は作品にも出るものだと、なにかと型にはめたがるという自分の性質について
気にしてばかりいて、まさしく性格を表していたのがおかしかったです。
ともに、ひと夏の疲れを解くのにはとてもよい機会となったのでした。

私のはというと、クリスマスだなんて甘くて照れくさくてどうにも仕方がないので、
最初からもう、完成品は友人への贈り物と決めてかかっており、
その友達のイメージをそのまま形にしてみました。
しっかりしたイメージがあると、形にするのはとても簡単で、もう何も考えずにただ作ってしまえます。
そうして、友人そっくりのほの甘くて、美味しそうな感じに仕上がりました。

さて、友人は気に入ってくれるでしょうか。
まずは、記念にどさんこ犬とリースを写真に撮ってみたので、
明日機会が合えば、いま自分の夢に向かって頑張っている友達夫婦に届けてみたいと思っています。

さて、いつもの埃っぽい現実世界では、大豆が次々と旅立っていっています。
定番となった400g小袋はもちろんのこと、味噌用に、大袋を希望される方もいらっしゃって、
選別するそばから瞬く間に出て行ってしまいます。

選別のペースを上げたいところですが、なかなか思うようにはかどりません。
まとまった時間がほしいものですが、ささいなタイミングのいたずらに惑わされてばかりいます。
これからお正月まで、やはり飛ぶような日々となること必至です。

雪の状態から、航空ダイヤや道路状況によってお届けに時間がかかることもありますので
お急ぎの方は、どうかお早めの、余裕のあるうちにご注文頂きますよう、お願い申し上げます。
posted by momouyda | 23:48 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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