富良野で農家る! 桃子のローカル日報
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雪のあと
ここ3日間、とてもたくさんの雪が降ったもので、
今は非常勤で踏切の除雪を仕事にしている旦那は、でずっぱりでした。
晴れた今朝は、uydaは投雪機やトラクターを駆使して家の周りの雪を畑の中にどけています。

家の中では、ソファーで、どさんこ犬が熟睡しています。
昨日たっぷり贅沢に雪を楽しんだのに満足したのか、朝ご飯もほったらかしのまま小さく丸くなって動きません。
聞こえるのは、犬の深い寝息とストーブの薪がはじける音、それとuydaの乗るトラクターの
荒っぽいエンジン音の3重奏です。

さて、今年もとうとう雪山に行ってきました。
雪自体ののコンディションはまずまずとはいえ、まるで春先の黄砂を含んだような雪が付いていたり、
斜面の向きによって、雪の量の増え具合に順番があるのですが、それがいつもと違っていたりして、
やはり年々激しくなる気候のかわりようが身にしみます。

しかし個人的には同じくらい、ちっとも上達しない滑りを写真にして公開されることにヒヤヒヤしているのですが
そこは人物よりも背景に注目して頂きたいということで、お茶を濁すことと致します。

なんとか今年こそ、「あ、いま重心に乗れた!」という瞬間を捕まえにいきたいものです。
いまだ、ほんのたまに、雪が良い時にだけそんな気配を感じることもある、
という程度なものなので、これからの機会に掛けるまでです。
でもやはり悔しいので、今晩もしも、近所のスキー場でナイター営業が始まったら、
さっそく滑りにいってみようと思っています。
雪が浅くてごまかしのきかないゲレンデで、その下地を作りたいのです。

年々雪が少なくなっていて、スキーを滑り出す時期が後へ後へとずれていっているために
メロンの作業が始まるまでの、短い冬の楽しみが減っていくことに
心の隅では、とても焦りを感じています。

しかしながら、一旦農作業を始めたかと思うとものすごい風が吹いてしまい、
なかなか振り出しから先に進ませてもらえなかったこの春を思うと、
ますます私達の懐のありようを問われている気がしてなりません。
せいぜい今ある状況を、できるかぎり味方につけることに気持ちを集めていきたいものです。

そうして、幸いメロンの種を播くまでは比較的時間の融通が利く私どもは、
風や降水量や気温や、そのほかの条件をよくみて、コンディションの良い日を選んで出かけることができます。
山までの距離もそう遠くないので、現地まで脚をのばしたとしても、
状況によっては引き返すのも簡単なのです。
こうしたおおいなる無駄が、私共の判断力と決断力を養ってくれています。

さて、スキーをしなくとも、私共にはやることがたくさんあって決して悠長な生活でもないのです。
豆の選別もさることながら、育苗ハウスが潰れてしまわないように雪を下ろしたり
メロンや豆の営業をしたり、一旦家の中の片付けをはじめたら繕いものがつぎつぎに出てきたり、
もちろん、自営ですから3食ばっちりおさんどん。
薪ストーブの火にもずっと気を配っていないと、すぐに消えてしまいます。
田舎の暮らしは人の手あってはじめて成り立つもので、自分を含め、人がいるということに
とても意義を感じます。
暮らすこと自体に、意味が詰まっています。
こうした生活ならば、静かで穏やかなお年寄りの存在が尊ばれるのになと思うのです。

お茶を入れて、部屋を暖かくして待っていてくれる人がいる、
寒いところにいると、そうしたことの有り難みを心から感じます。
posted by momouyda | 11:01 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
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