富良野で農家る! 桃子のローカル日報
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豆と近況
一月というとき、新年の始まりからそんなにまだ時間が経っていないというのに
やはり、お約束どおりに、もうすっかり時に追い立てられています。

育苗ハウスの中で、薄く稲の苗箱に広げていた豆たちは、囲いの中ぎりぎり一杯にあったものが
もう、残すところ数枚となりました。

根っからの管理人であるuydaは、それらを冬の間守り続けるのは気が気で無いと
早くこの世に放ってしまいたいといって、ついつい急き立ててしまうようです。
幸いお客様にはその思いが、いち早く通じていたようで
ご注文の締め切りまで、あと残すところ数セットとなりました。

したがって豆の選別も、気が付けば終盤です。
まるでみえない出口を追うようにして選っていたら、
残量のことをほとんど意識の外に追いやってしまっていました。

いまだ、数人のお客様をお待たせしているのですが、予定通りの締め切りでお出し出来そうです。
節分には間に合いますので、ぜひご家族で、節分の豆まきをほんものの大豆で楽しんで頂ければと思います。
殻付き落花生もおいしいですが、いまいち鬼退治の威力に欠けそうな気がしてしまう私です。

元気よく撒いた大豆は集めて水洗いしたのち、安手のフライパンで香ばしく煎って、
ご飯に炊き込んでしまってはいかがでしょうか。
きっと豆一粒ひとつぶが、鬼を追い払った充実感いっぱいの香りをご飯に移して
私どもを元気にしてくれることと思います。

明石にお住まいの賑やかご家族は、炒り豆ご飯についてこうおっしゃって下さいました。

「子ども達は栗みたいな味がすると喜んで食べていましたよ。」

作り手にとって、こころからうれしいご感想です。

四角い「ます」一合の炒り豆と、お米4合で、ちょっとリッチなよい配合になります。
水加減はいつも通りのお米に合わせればよく、特に増やさなくとも結構です。
つまり、お米を研いで水加減を済ませた段階で、
炊飯器のふたを閉める前にジュワッと炒り豆を注げば、上手く行くはずです。

本当は、春までかかってゆっくりと選別販売するつもりでおりました豆ですが
こうして、ご好評のうちにはやばやと終末を迎えることが出来そうです。
脱穀作業にあまりに時間をかけ過ぎたせいで、
全体量にはものすごいボリュームがあるような錯覚をしていたもので
もっとひろく営業先を考えないといけないか、とひやひやしておりました。
そうしてお声がけした件、やや勇み足となり、ご迷惑をおかけしているかもしれません。

今年の作は、初めてでしたので、まずはきっかけの段階です。
今後、悔しい虫食いや、乾燥不足の豆を減らす手だてを講じれば
もっとずっとたくさんの方々に、豆に触れて頂けるのではないかと考えております。
そういうわけで来作が、たいへんに楽しみです。uydaともども、そう感じることが出来ました。

なお選別作業は、とても大変でしょう?と言うお声を良くかけて頂きます。
のけぞる演技を付けて下さる方もいらして、私も一緒に楽しくなるものです。
確かに、楽ではありません。
しかしながら、メロンのように、夜な夜な倍々ゲームで細胞の数が増えるものと違い
冬眠に就いてくれていて、それ以上増えるものではないもので
いまの時期のように時間のゆとりがある状態においては、ご心配には及びません。

今年は、なぜか選別しながら音楽が聞きたくなったので、
uydaの持っていたCDと、私が長年存在さえ忘れていたCDなど、
手当り次第にかけてはいろいろな発見がありました。

いくつかの反省点とともに、今作を終えることが出来そうです。
次は、来作のための準備にかかります。
私はメロンの首に掛けるリボンを造り、uydaはビニールや有機JAS対応肥料の注文や
機械類の手入れなど、やることは無限です。
そして2月は、意外とイベントも多いのです。

春の気配を、もう感じているこの頃です。
posted by momouyda | 10:48 | 農作業 | comments(0) | trackbacks(0) |
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