富良野で農家る! 桃子のローカル日報
<< 白い器を手にして | TOP | 黒の深さに >>
ゲストウィーク
雪があるあいだの我が家は、掛けっぱなしの育苗ハウスがあり、uydaは鉄道関連の除雪をしているので、
雪でハウスが潰れてしまわないよう気を付けたり、呼ばれたら24時間いつでも飛び出せなければならず、
つねにスタンバイ中であり遠出はできないのです。
つまりは、本当の意味でのオフシーズンは秋のうちだったわけで、いまは移動の融通が利き難いときなのです。

ところが先月末からここしばらくは、ありがたいことに
ほうぼうから珍しい方々がつぎつぎに富良野にいらっしゃるもので
引きこもりがちな私共にとっては、とても新鮮な日々となっています。

いらっしゃったゲストといえば、東京からは土壌学の教授とその助手、また協賛の業者のかたがたなど、
全国土の会ふらの支部の勉強会に、大勢の方がいらしてくださいました。
私はその幹部ではありませんが、ひょんなきっかけでお手伝いに起用下さり、
受付業務をしながら、かれこれ5年振りに接客業の面白さを思い出しました。

たまには野良着でなく、スーツを着てぱりっとするのも大事です。
そして来られた方々の熱いエネルギーを戴いて、私は今作もまたしっかりこなしたいものだと
よい意味でのプレッシャーに変換しているところです。

そして、北京からはスウェーデンとノルウェイ人の友人夫婦が遊びに来てくれ、
まずは食事をともにしました。
今回で、会うのは3度目になりますが、一度の滞在が長いぶん、
たくさんのコミュニケーションをとることができています。
前回も、この富良野の雰囲気であるとか、日本人のきらいなところなど、
下手な英語でも意外と深い話ができてびっくりしていましたが、
今回は北欧の歴史であるとか、時事問題についていきなり深い話になったのが面白いものです。

おそらく彼らからすると、私なぞ10代の子供みたいな体をしているうえに、黄色人種でもあり、
街ですれ違うくらいの何にも知らない関係ならば、絶対にこんな話題に花が咲く相手ではないだろうなと
あまりに簡単に想像出来るのもので、出会いというものの不思議さに、ほとほと呆れてしまいます。

そして、食事はuydaが彼らと最初に過ごした家でもあるカフェゴリョウでしたが、
いまなお素朴ながらしっかりした空間を造り上げつづけている陳さんカナさんご夫婦にも
御礼をもうしあげます。
かつてuydaが暮らしていた母屋が、人々を迎える宿に変容している今をみせていただき、
そのさまが、ダイナミックで皆とても楽しむことができました。

そのほか、地元の若いお母さん方の繋がりでは、徳島から講師の先生がいらしたおかげで
心をともにする仲間がどんと増えてしまったり、たのもしい繋がりが広がりつつあります。

せわしいながらも、心のクールダウンをかねて今日はuydaと山に入ってきましたが、
節分だけあって、春の陽射しに小鳥たちが遊び出していたり、木の芽が少しずつ大きくなっている気がして
確実に季節の変わり目をかんじます。

夕方には地元のナチュラリスト御用達まめでたっしゃの恵方巻きと節分にちなんで
豆を主役にした細やかなおかずに、夫婦でやさしく静かな喜びを分かち合いました。
我が家の豆も、そのなかに使ってくださっていて、
なかでも長いもとともに豆を梅酢に浸したピクルスを、uydaがいたく気に入っておりました。

雪景色にさす光と陰のコントラストが、あたたかく見えるようになったこの頃です。
posted by momouyda | 20:35 | - | comments(0) | trackbacks(0) |
コメント
コメントする










この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック
Search this site